衣紋(えもん)かけ
σ(・_・)の実家では、これを衣紋かけと呼んでいました。
実家の居間の横の奥の間の隅に置かれ、いつも何かが掛けられていました。
先日テレビを観ていたら、衣紋かけ=ハンガーのような表現が・・
少し違うんじゃない??
と思っていたのですが、
YAHOOの辞書で『衣紋かけ』を調べてみると、
1 短い棒の中央にひもをつけ、衣服の肩・袖を通してつるしておくもの。2 衣桁(いこう)。
1の意味でいくと、まさにハンガーですね~
で、2の衣桁(いこう)は、何かとググると、
着物などを掛けておく家具。
平安時代から用いられ、衣架(いか)、御衣(みそ)掛けなどとよばれた。
鳥居形で、脚にこれを立てる台がついている。
角柱か丸柱でつくられ、木地には、ニス、または黒漆、朱漆が塗ってある。
蒔絵(まきえ)で、装飾金具をつけたもの、彫刻を施した豪華なものも用いられた。
衣桁は寝所用のほか、晴(はれ)のとき、衣装を掛けて室内装飾の役目も果たした。
衣装の掛け方には一定の方式があり、これは江戸時代の婚礼式にも及んだ。
かつては家具調度として用いられた衣桁も、
現在は販売用の着物や染織工芸品の展示に使われることが多い。
明治ごろから使われた屏風(びょうぶ)式は、丁番(ちょうつがい)がつき、
真ん中から二つ折りに畳めるもので、部屋の隅に直角に置く。
脱いだ着物の汗取りと皺(しわ)伸ばしに用いられる。
家庭のほか、旅館などに備え付けてある。
まさに、こちらの意味がピッタリ(*^_^*)
σ(・_・)が衣紋かけと思っていたのは、衣桁(いこう)だったんですね~
関連記事